RACE REPORT レースレポート

第22回全日本選手権 ロード・レース レポート

2018.06.24

第22回全日本選手権 ロード・レース大会

大会名第22回全日本選手権 ロード・レース大会
会場島根県益田市
距離213km(14.2km×15Laps)
出走メンバー高木 三千成、内野 直也、伊藤 舜紀
レースリザルト1位 山本 元喜(KINAN Cycling Team) 5時間46分53秒 Ave36.85km/h
2位 佐野 淳哉(MATRIX POWERTAG) +32秒
3位 新城 雄大(KINAN Cycling Team) +2分43秒
26位 内野 直也 +10分37秒
DNF 高木 三千成
DNF 伊藤 舜紀

レースレポート

先週の個人タイムトライアルから引き続き全日本ウィークとなる今週は、個人ロードレースが島根県益田市で開催された。

 

過去には益田チャレンジャーズステージというU23以下のカテゴリーの選手を対象としたレースや、ジュニアの全日本選手権が開催されたコースを、今回の全日本選手権でもそのまま使う。

 

大きく分けると2回のアップダウンと緩い下り坂で構成されるコースだが、2回のアップダウンに含まれない細かいアップダウンと、非常にハイスピードになる下りなど、展開によっては非常に厳しいレースに変化するコースという印象。

 

東京ヴェントスからはエリートカテゴリーで高木、内野、伊藤の3名が出走。U23には増田がエントリーされていたが、諸事情により欠場となった。

また、下部チームのVENTOS FRECCIAから3名の選手が前日のジュニアカテゴリーのレースに出走。
2名が完走し、うち有村が17位と来年の全日本選手権への出場権を獲得した。

 

エリートカテゴリーのレースは213kmと、普段走るJプロツアーの1.5倍から2倍の距離を走る。

さらに、例年終盤にかけてレースが動くことが多いことから、東京ヴェントスとしては保守的ではあるが、序盤の逃げには反応せず、後半の勝負どころからの展開に備えることを選択。

 

レースは序盤の1周目から30名前後の選手が先頭集団を形成。東京ヴェントスは当初のの作戦どおり、先頭集団へ選手を送り込まず、3名全員がメイン集団で終盤に動くであろうタイミングまで我慢を選択。しかし、主要チームが複数名の選手を先頭集団に送り込んだため、メイン集団をコントロールするチームが不在となり、差は広がる一方となった。

 

最大で9分以上の差が広がってしまったが、中盤からシマノレーシングや先頭集団に選手がいないチームがメイン集団のコントロールを開始し、少しづつ差を詰めていく。ただ、このペースアップで伊藤が集団から千切れてしまう。

 

しかし、10周目あたりで先頭集団も活性化し、タイム差が詰まらなくなったため、優勝争いは先頭集団で決まりそうな雰囲気が出始める。

さらに、高木も暑さから軽度の熱中症となってしまい、残り4周で残念ながらリタイアしてしまう。

先頭集団も徐々に人数を減らしながら周回を重ね、終盤に先頭は3名となる。最終周に先頭集団から飛び出した山本元喜選手(KINAN Cycling Team)が優勝。

東京ヴェントスでは内野が最後まで耐えて、26位で完走。

118名が出走したレースは完走者31名と、かなり厳しいレースとなった。

各選手・監督からのレース後のコメント

内野 直也

「1周目にできた先頭集団に乗るか迷ったが、後半のペースアップがあると予想し、メイン集団に残ることを選択した。しかし、差が広がりすぎてしまい、後方集団での勝負となってしまった。ただ、粘って完走することができた点は良かったと思う。」

高木 三千成

「序盤に逃げ集団ができ、後ろは諦めムードだったが、逃げに乗っていないヴィクトワール広島等と強調してメイン集団のペースアップを図っていた。一時はタイム差を詰めることも出来たが、ローテショーンがうまく回らなくなってしまったこともあり、再度差が広がってしまった。
個人としては後半に暑さで初めて熱中症になってしまい、力尽きてDNFになってしまった。ただ、広島に向けて良い走りができたと思うので、広島に備えたいと思う。」

伊藤 舜紀

「完走できなかったのは力不足だと思うが、感覚的には悪くなかったと思う。流れも悪くないと思うので、広島に向けてしっかり調整したいと思う。」

二戸監督

「全日本選手権という国内最高峰のレースということもあって、3名での出走ではあるが東京ヴェントスとしてどこまで通用するのか図りながらのレースだった。レース前には後半勝負になるだろうと想定していたが、序盤から大きな先頭集団ができてしまい、最大で10分弱まで差が広がるという後手に回る展開。しかし、メイン集団でも後半に勝負が掛かり、その中で内野が完走してくれたのは今後につながると思う。また、高木、伊藤についてもベストはつくせたと思うので、今後につなげていけると思う。ただ、まだチームで勝負をかけられる力はないため、今後はチームとして動けるように練習を重ね、チーム全体として力をつけていきたいと思う。」